★砂糖 夏希さま★
うわうわv こんばんは~vv
嬉しいお言葉ありがとうございます♪
こんなアスランでよければ幾らでもどうぞ(笑)
シチュエイションはこんな感じかな☆
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「アスラン、ちょっとちょっと!」
アスランが、リビングの部屋の前を通りかかると、扉の影から、ひょこっとキラが顔を覗かせてきた。
ここは、アスランのオーブの私邸だが、キラがなぜかいるのはいつものこと。
アスランは不思議にも思わず、その呼び止めるキラの声に導かれるまま、部屋の中へと足を運んだ。
すると。
「トリック オア トリック!」
-----パンパン!!
と、クラッカーの弾ける音と共に、かぼちゃのランタンに扮したハロが大量に襲撃してきた。
アスランの脅威の反射神経をしても、全てを避けきれることはできない。
ポンポンと弾けるように体当たりしてくるハロは、そう痛くもないが、心臓には悪い。
翡翠の瞳を驚きに見張りつつ、
--------トリック オア トリート?(悪戯 か ごちそうか?) だろ!!
という突っ込みは、残念ながらできなかった。
アスランの目の前では、ラクスとキラが、悪戯が成功したことに、きゃいきゃいと手を取り合って、喜んでいたからだ。
その手放しの喜びように、深々と溜め息が漏れる。
さらには、その向こうに、南無さんと合掌しているカガリの姿を見てしまったら尚更だ。
・・・知っていたなら、止めろよ・・・という愚痴は、心のうちだけで止めておいた。
何しろ、そのカガリの髪の毛にも、襲撃されたと思しきクラッカーの紙吹雪の名残を見つけてしまったからだ。
「・・・・・」
「・・・・・」
アスランとカガリは、お互いを見詰めあい、似たような苦笑いを浮かべた。
どちらにせよ、アスランもカガリもラクスとキラには甘いのだ。
それならば言う事は一つ。